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2018年7月、岡山市の高校に出向き「ストレスへの向き合い方」と題してお話しをさせていただきました。約1000人の全校生徒さんが、蒸し暑い午後の体育館の中で真剣に耳を傾けてくれました。寝る人やおしゃべりをする人は、壇上の私から見る限り一人もいませんでした。先生にうかがうといつも通りとのことでした。アンケートを事前に取らせていただきましたが、ストレスを抱え真面目にじっと我慢している生徒さんも、少なからずおられるようでした。そんな生徒さんに向けて、私から精一杯のメッセージを送らせていただきました。真剣な眼差しの皆さんに少しでもヒントになるようなお話しができていれば幸いです。皆さんのこれからを応援しています。

 

 

2018年4月に岡山市の中学1年生に「ストレスについて学ぼう」と題して、お話しをさせていただきました。ストレスの種類、ストレスと心身の相関性、ストレス対処法などたくさんの内容を実習を交えてお話ししました。明るく元気な生徒さんが多かったですが、きっと一人ひとりは、中学校という新しい環境に適応しようと、毎日大きなストレスを抱えながら登校して頑張っていることと思います。今回のお話しが何かのヒントになればと願っています。

 

 

2018年3月に尾道市の高等学校の2年生(200名)に「受験ストレスを乗り越えるために~質問に答える~」と題して、お話しをさせていただきました。3ヶ月前にお話をしてたくさんの質問をいただきました。今回、ストレスについて・人間関係について・進路について・生きることについて等の質問に可能な限りお答えさせていただきました。前回同様、本当に熱心に聴いてくださってとても嬉しかったです。皆さんの健闘を心から祈っています。

 

 

2018年3月に、岡山県浅口市の小学校でアンガーマネジメント授業をさせていただきました。どんな気持ち(感情)も大切なこと、イライラしたときはこんなふうにしてみようとオリジナルの絵本を使ってお話ししました。皆さん、食い入るように絵本を見ていました。後の感想からとてもしっかり聴いてくれていたことがわかりました。きっと明日からの生活に生かしてくれるものと信じています。

 

 

2017年12月に広島市と岡山市で、2018年1月に福山市で「教職員のための講演会」でお話しをさせていただきました。題は「ストレス・アンガー・マネジメント授業の理論と実践~授業体験を通して考える~」です。小学校、中学校、高等学校での授業を実際に展開しながら、効果的なマネジメント授業についてお話ししました。先生方に児童生徒になりきっていただきながら、一緒に子どもたちの気持ちについて考えていきました。たくさんの笑いにあふれた楽しい時間を共有できました。

 

呼吸の仕組みをお話ししています

 

 

2017年12月に尾道市の高等学校の2年生に「受験ストレスを乗り越えるために」と題して、お話しをさせていただきました。事前にとらせていただいたアンケート結果では、ストレスの原因はやはり「勉強」が圧倒的に多かったです。脳の認知の特徴をもとに効果的なストレス対策についてお話しをさせていただきました。そして何よりも情熱や夢を持つことが大切だということを熱く語りました。皆さん乗りもよく真剣な眼差しで聴いてくれていました。3月にもお邪魔します。寄せられた質問にお答えする時間にしたいと考えています。皆さんのご健闘をお祈りしています。

(下は最後のスライドからです)

         ┌───────────────────────────────┐           
          自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。            
            それはどういうわけか                   
            あなたが本当になりたいものを                     
            すでによく知っているのだから。           
            それ以外のことは、             
              全部二の次の意味しかない。                  
                  (スティーブ・ジョブスの言葉)                 
        └───────────────────────────────┘           

 

 

2017年10月に東京で開催された『予防医学研究会』のシンポジウムで「子どもとストレス」というテーマでお話しをさせていただきました。発表者は医療、福祉、教育のそれぞれ分野から日頃の現場でのストレスの実態や対策についてお話しをしました。私は日頃の家庭や学校現場での様子や求められるストレスマネジメントのあり方についてお話しをいたしました。会場の皆さんは熱心に耳を傾けておられました。シンポジウム終了後も多くの方から質問や感想などをいただききました。私自身、多くのことを学べた大会でした。

 

 

2017年7月~8月にかけて、通信制の高等学校が主催の「教職員・保護者のための講演会」に呼ばれ、3つの会場(広島市・岡山市・福山市)でお話しをさせていただきました。各会場とも会場いっぱいの参加者で熱心にご参加くださいました。今回のテーマは「発達障害の疑似体験」ということで、LD学会等が開発した疑似体験プログラムをもとに体験を中心とした内容でおこないました。「理論の研修とは違って発達障害の子どもたちの困り感を肌で感じられた」とアンケートにはとても好意的なご感想がたくさんありました。冬にはテーマを変えてまたお邪魔する予定です。

 

 

 

 

2017年5月に福山市の高校2年生にストレスマネジメントの授業を行いました。普段から勉強勉強のハードな生活を送っているとかで、皆さん少しお疲れの様子でした。脳と心臓にいかにエネルギーを与えるかという話をしました。

脳は特に水を必要としていること、身体の動きが脳への刺激となること、リズミカルな呼吸がコヒーレンス状態(身体・感情・思考が協調した最適な状態)を作り出すことを伝え、実際に水を飲み(普段から水を飲んでいる人はゼロでした)、ブレインジム(脳を元気にする体操)を楽しみながら行い、最適な呼吸のリズム(5秒で吸って5秒で吐く)を一緒に行いました。

授業の最後には、皆さんの表情が生き生きして見えました。ご健闘をお祈りしています。

 

 

 

 

2017年4月に笠岡市教育委員会の教育相談室だよりに掲載していただいた文章です。

『いのちの道筋』

 長年子どもたちと接してきて、確かにそうだなと思えることが二つあります。一つは子どもは、その時その時で必要なことをしようとしているということです。もう一つは子どもの成長には個人差があるけれど、その道筋は同じであるということです。

 子どもの成長は、植物の成長と同じです。その時その時に必要な養分を大地と太陽から受け取りながら、種は発芽し徐々に茎を伸ばしていきます。子どもも家族から学校から社会から様々な養分を受け取りながら心身を成長させていきます。

 植物の成長には順番があります。安全を確認すると種の殻を破ります。そしてまず根を張ります。しっかりとした土台があって茎は上へ上へと伸びていくことができます。そして大きく両手を広げるように枝から葉を茂らせます。この順番を跳ばすことはありません。その変化のスピードは植物の個性によってまちまちですがそのたどる道筋を変えることはありません。

 人間も同じです。人間の発達の土台は身体(呼吸・感覚・動作)です。身体という根をしっかり張ることで、少々の風雨には揺らぐことのない生きる土台を築くことができるのです。その土台があって、感情という茎が伸び、そこから知性という枝が伸びていき、言葉という葉を生い茂らせます。最後に様々な学びの成果としての花が咲きます。

 人間の脳も同様に成長していくことがわかっています。無意識に働く脳幹という部分。これは爬虫類脳とも呼ばれ、呼吸や血液循環、体温調節といった生命維持活動の基本を担う部分です。次にその脳幹を覆うようにして大脳辺縁系という部分が発達します。これは哺乳類脳とも呼ばれ、主に感情をつかさどる部分です。最後に、その大脳辺縁系を覆うようにして成長するのが大脳新皮質、人間脳と呼ばれる部分です。理性や思考をつかさどります。そして脳はこの順番で成長することを欲しています。子どもが元気に動きまわる時、脳のなかでは無数の神経細胞(シナプス)が張り巡らされていきます。いろんないたづらや冒険が脳の土台を作っていきます。大人から見たら一見無意味なこうした身体運動こそが、将来の成長の土台作りとなっているのです。その活動が充分なされた後にはじめて、豊かな感情が芽生え、その感情を表現するための思考活動が活性化します。

 子どもたちが示す問題行動と呼ばれる部分の多くは、成長の流れのなかで充分表現できなかった、し残した部分の表現であることが多いのではないでしょうか。身体レベルの課題が残っている子どもには、「おとなしくしなさい」といった言葉での説得は届きません。何よりも一緒になって身体を使って遊んであげること、それが充分満たされたとき、自然と次のステップへといのちは向かうでしょう。そして何よりも、そこには常に生き生きと応対してくれる大人の存在が必要なのです。子どもにとっては、振り向いたとき目を合わせ微笑んでくれる大人の存在が何よりの養分なのです。どうかその時に、大人の目がスマホに奪われていませんように。

 

 

 

 

2017年3月に広島県の児童相談所のリラックス勉強会に呼ばれて、ストレスの仕組みと「リセット」をお伝えしてきました。たくさんの保護者と職員の方々が参加してくださいました。 きっと普段から、皆さん、ストレスいっぱいで、子どもたちに向き合っておられることと思います。本当に熱心に取り組んでくださいました。質問もたくさんありました。 終わった後の皆さんの表情がとてもよく、お邪魔させていただいてよかったと心から嬉しく思いました。

 

 

2016年8月、尾道市の中学校からの依頼で、「教職員メンタルヘルス講習会」を実施いたしました。事前の要望に、「心身の疲労が少しでも解放されるような実習中心の講習を希望」ということでしたので、「リセット」をお伝えすることにいたしました。最初に30分程、ホワイトボードを使ってストレスの仕組みについて説明した後、「リセット」の実習を60分行いました。先生方は震動がはじまると「おおー!」と隣同士で驚きを共有されたり、初めての震動の体験に夢中になられたり、各自が新鮮な体験をされていました。最後の感想も「感動した」「ぜひ続けたい」「クラブの子どもたちにも伝えたい」「自分は疑い深い人間なのだが、こういった講習会で初めて心から実感できた」など、うれしいことに皆さん素敵な感動をたくさん語ってくださいました。教職員の方のストレスには大変なものがあります。「リセット」がより多くの先生方に届くことを願っています。

 

 

 

 

 

2016年10月~11月の期間に、笠岡市の中学校でストレスマネジメント・アンガーマネジメントの授業を全クラスで行いました。1,2年生はアンガー(怒り)を中心に、受験が近い3年生はストレスを中心に行いました。3つのことをいろいろなワークを行いながら伝えました。集中とリラックス(緊張とゆるむこと)のバランスの大切さ。呼吸(特にしっかり吐くこと)の大切さ。この二つを同時にしてくれるのが笑いだということ。

怒りの仕組みについては動物脳と人間脳の違いを脳の説明を通して説明しました。動物は刺激に対してすぐに反応する。でも人間は立ち止まって考えることができる。「間を取ること」それは人間にしかできないこと。感情にただ反応する(行動する)のではなく、じっくりと向き合うこと。感情は理解されるとしずまるようになっている。怒りの奥に、くやしさやさみしさや悲しさの感情があったことに気づくこともある。では、人間脳をしっかりと活用するためにはどうしたらよいだろう?普段から3つのことを意識しよう。

以上ような話やワークに皆さん、真剣につきあってくれました。最後の「笑いヨガ」のワークでは教室中が笑いの渦となりました。皆さんのご健闘をお祈りしています。

 

 

 

 

2016年6月、7月、9月、2017年2月の各1週間ずつ、熊本地震の緊急支援チームとして熊本に派遣されました。スクールカウンセラーとして、熊本市内の公立小学校、中学校の複数校で児童生徒・保護者の相談面接、先生方へのコンサルテーションを中心におこないました。また、要望があった学校では、「ストレスマネジメント教育」を行いました。いろいろなグッズ(ボールや太鼓など)を使いながらストレスの心の状態や回復への方法などを子どもたちに伝えました。子どもたちの年齢や状況に合わせて、呼吸や身体をゆるめることの大切さを説明し、楽しみながら実習できるように工夫しました。どの学校でも子どもたちの笑顔や笑い声が一杯のひとときとなりました。一緒におこなった先生方の笑顔も輝いていたように思います。一日も早い、復興を祈念いたします。

 クマさん(ニックネーム)です

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