プロフィール


 

【名前】西村 一生          

 

【最終学歴】 岡山大学大学院 臨床心理学専攻
 
【専門】 ストレス・トラウマ・発達心理

 

【資格】 公認心理師(国家資格)

     臨床心理士           

     特別支援教育士

            

           EMDRセラピスト

           ボディ・コネクト・セラピーセラピスト

      ブレインスポッティングセラピスト

    TFTセラピスト    

    リセットセラピスト  

    ホログラフィートークセラピスト  

 

【所属学会等】
日本公認心理師協会・日本臨床心理士会・日本心理臨床学会・

日本箱庭療法学会・日本EMDR学会・日本TFT協会・日本LD学会・

日本予防医学療法研究会(JPMI)

 

【歩み】
私は長年高校の教師をしてきました。その間、たくさんの子どもたちと出会い、共に泣き、笑いあいながら、とても豊かな経験をさせてもらうことができました。学校の相談室ではカウンセラー(臨床心理士)として多くの子どもたちや保護者の方々と向き合い、たくさんのお話しに耳を傾けさせていただきました。懸命に悩み生きているお一人お一人の姿に日々身の引き締まる思いでした。また、毎日熱心に教育活動に取り組む多くの先生方との出会いからは、たくさんの知恵と勇気をいただきました。一方で、熱心な先生方のなかには心身の疲労が重なり、ついにはバーンアウト(燃え尽き症候群)を引き起こしてしまい、休職や退職を余儀なくされる方も多くおられました。実は私自身もその一歩手前という状態になったこともありました。

 

そして、今私がこころから深く実感していることがあります。それは、どの人も皆、自分にできる精一杯のことをしながらその場を懸命に生きてきたし、現在も必死で生きているのだということです。人からはどんな風に見えようとも、その人にとっては、それがその時にできる精一杯なことだったのだと私は思っています。

人生の途上で、人は時に怒りや罪悪感に押しつぶされそうになることがあるでしょう。そんなとき、そっと寄り添い、痛みや悲しみ、苦しみに耳を傾けてくれる人(親・先生・友人・書物の中の人)がいた、そんな体験をとおして子どもも大人も生きる希望と勇気をもつことができるのではないでしょうか。

  

目の前の脅威や危機から我が身を守り生きのびるために、人は幼少のころから一番効果的だと感じる戦略をとるようになります。怒る戦略をとる人、立ち去る戦略をとる人、笑顔をする戦略をとる人・・・、どの人も大変な緊張のなかで、そうした鎧(よろい)を身にまとい我が身を守りながら必死で生きのびようとします。それはまさにストレスやトラウマから我が身を守ろうとする懸命な姿です。しかし、鎧は徐々に重くのしかかってきます。人はそうした鎧の存在に気づかず重い足を引きずりながら、なぜかのびのびとできない自分にいらだちながら生き苦しい日々を送るようになってしまいます。
  
その人が生きのびるために必死で作り上げた重い鎧(よろい)の存在に気づき、これまでの守りに感謝し、焦ることなくゆっくりとその鎧を脱いでいく、そこから自然とその人本来の「いのち」の喜び(軽やかさ)が流れ出す、私の願いは、ほんの少しそのお手伝いをさせていただきたいということです。

 

小さな子どもたちが笑顔いっぱいに全身で走り回って遊んでいる姿は、「いのち」が躍動している姿そのものです。すべての人(子どもとかつて子どもだった大人)に本来の躍動するエネルギーに満ち満ちた姿を取り戻していただきたい、そのためのささやかな時間と場所をご提供できたら、そんな願いをこめて日々のカウンセリングをおこなっております。

                                                             

出会いは一期一会。 

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 新刊書を出版いたしました。