これまでの活動(講演)等〈2023年9月~〉

 

 

2024年1月~2月に、福山市(広島県)の高等学校から3年生の生徒達に「ストレスや悩みへの向き合い方」というテーマで話しをしてほしいとのご依頼をいただき、3週間に渡ってお邪魔させていただきました。3部制の定時制高校ということで、午前部・午後部・夜間部とあり、それぞれの時間帯で各クラスにお邪魔してお話しをさせていただきました。どのクラスもとても個性的で楽しかったです。なかでも夜間部のクラスは2名の生徒さんだったので、楽しくおしゃべりしながらあっという間に時間が来てしまいました。後日皆さんから感想や質問をいただきましたが、とても深い内容に驚きました。皆さんの元気につながるようなお話しができていたら幸いです。ありがとうございました。

 

 

 

2023年12月に、福山市(広島県)の公民館で講演をさせていただきました。演題は「~子供が学校に行きたくないと言ったとき~ 不登校について ~家庭で地域で出来ることを考える~」とのご依頼でした。なぜ子どもの不登校が10年間も増え続けているのか?あわせて大人のひきこもりも増え続け長期化しているのはなぜなのか?こういった疑問の背景をひもときながら、不登校の子ども達に今何が求められているのか、何を大切に向き合っていく必要があるのかをお話しをさせていただきました。たくさんの方が寒波の中、足を運んでくださいました。とても内容の濃いご質問もいただき、私自身が勉強になりました。また、講演後にはたくさんの方からお声がけをいただきました。後日主催者の方からアンケート結果もいただき、たくさんの温かい言葉の数々に胸が熱くなりました。本年最後の講演会が充実した形で終えることができ、心から感謝しております。出会えた皆様のこれからの幸せを心から祈念しております。ありがとうございました。

 

 

 

2023年10月に、笠岡市(岡山県)の高等学校の教職員研修会でお話しをさせていただきました。演題は「普通の生徒の学校不適応と背景としての発達凸凹~高校で苦悩するグレーゾーンの生徒達~」とさせていただきました。全く普通に見えていた生徒が高校で急に不登校になるケースが増加しています。様々な要因があることは勿論ですが、不適応の背景に小学校、中学校では気づかれることがなかった発達の凸凹が顕在化したと考えられるケースがとても増えているように思われます。これといった出来事があったわけでもないけれども、登校しようとすると体が動かない、本人もよくわからない「謎の苦しみ」、本人も家族も先生も戸惑っておられる。集団生活への適応の限界が心身のSOSとして現れたということなのかもしれません。解決のためには私自身、あらためてグレーゾーンの視点で見直すことが大切なことなのではないかと感じています。そういったお話しをさせていただきました。熱心に聴いてくださりありがとうございました。

 

 

 

2023年9月に、井原市(岡山県)の小学校の人権教育講演会でお話しをさせていただきました。昨年依頼をいただいていましたが、コロナの感染による学級閉鎖で中止になってしまいました。本年度はぜひ実現させたいとの熱いお誘いをいただき、無事開催することができました。演題は「子どもと親が共に幸せになるために」とさせていただきました。体育館での開催と聞いていましたが、大変暑い日となり、急遽エアコンの効く会議室に変更をしてくださいました。1年生から6年生までの保護者の方が本当に熱心に聴いてくださいました。最後に「子どもは親が大好きです。子どもが幸せなときは、親が幸せそうなときです。だからお母さん自身がどうか幸せになってください」とのメッセージをお伝えしました。保護者の方々の子育てが少しでも楽になればと願っております。暑い中お集まりくださり、ありがとうございました。

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 新刊書を出版いたしました。