これまでの活動(講演)等〈2023年8月まで〉

 

 

2023年8月に、岡山市(岡山県)の高校の教職員研修会に呼んでいただきました。学校にはクラスの中に多くの発達障害やグレーゾーンの生徒がおり、毎年多くの生徒が不登校などの不適応をおこしているとのことです。そこで演題を「これから求められる高校の特別支援教育」とさせていただきました。2022年9月国連の障害者権利委員会が日本政府に「障害のある子どもにインクルーシブ教育の権利を」と勧告をだしました。同じ教室でどの子も学ぶ権利があり、それを保障するようにとの勧告です。2022年12月文部科学省は生徒指導提要を12年ぶりに改定し、多様な背景を持つ児童生徒の増加をうけて、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)を目指す必要性を提言しました。こうした時代の変化を受けて同じ教室の中で発達障害の生徒も共に学んでいる高校では、どういった支援や配慮が求められるようになるのか?そういった話しをさせていただきました。100人近い先生方が熱心に聴いてくださいました。今後の活動の何かのヒントになっていれば幸いです。ありがとうございました。

 

 

 

2023年8月、浅口市(岡山県)の小学校にお邪魔して、教職員の夏季研修の講師を務めさせていただきました。少し前に岡山県小学校教育研究会主催の講演会でお話しをさせていただきましたが、そのお話しを聞いてくださった校長先生から「ぜひ、本校の教職員全員に同じ話をしてほしい」とのご依頼があり、喜んでお邪魔させていただきました。同じ内容ということでしたが、もっとわかりやすく映像も加えた内容にしたかったとの反省点もありましたので、大幅に変更を加えてお話しをさせていただきました。若い先生方も多く、日々の困り感に対してのヒントに少しでもなっていれば幸いです。最後にベテランの先生から普段の学級経営と講演内容の関係について具体的な質問をしていただきました。日ごろの実践の豊かさが伝わってきて私自身身の引き締まる思いでお答えをさせていただきました。ご一緒に学び合えたことに感謝いたします。

 

 

 

2023年8月に、浅口市で行われた岡山県小学校教育研究会主催の講演会に呼んでいただきました。主に生徒指導部の先生方の集まりということで、会長さんの方から「これからの生徒指導の方向は指導から支援に大きく舵を切っていくことになりますので、その視点に立ったお話しを」とのご依頼でした。演題は「不登校児童や気になる児童への関わり」とさせていただきましたが、具体的には「教育の集団性の中で、発達に課題のある子ども達を支える学級経営とは?」といったテーマでお話しをさせていただきました。これから求められるインクルーシブ教育の理念に基づいた学級経営は、全ての児童一人ひとりに対して徹底的に関心と理解を向けることからスタートするということ。それは「集団の中の個」ではなく「個として見つめたときの個」として子ども達一人ひとりをどこまでも一人の「人」として見つめていくということ。その営みの中でどの子も「自分は大切にされている」と実感できるようになる。そこから自ずとお互いの違いを寛容に認め合う集団ができていくだろう。そういったお話しをさせていただきながら、ご一緒にこれからの教育について考える時間を共有させていただきました。熱心に聴いてくださりありがとうございました。

 

 

 

2023年7月に、笠岡市(岡山県)の教育研究所主催の講演会に呼んでいただきました。演題のご要望は「通常学級における発達障害をもつ児童への対応」ということでしたので、これまでの経験をもとにスライドをご用意させていただきました。生徒指導の先生方や養護の先生方が多く参加してくださっていました。当日は大変な猛暑で、異常な暑さのなか足を運んでくださりとてもありがたかったです。いつものことですが時間をオーバーしてしまい申し訳なかったです。話し出すとつい夢中になって時間を忘れてしまいます。終了後は、個別に先生方から学校で悩んでいる子どものご相談などがあり、これまた時間を忘れて、当日のテーマと重ね合わせながらお話しをさせていただきました。まだまだ暑い夏休みが続きますがどうかご自愛ください。ご参加ありがとうございました。

 

 

 

2023年7月、岡山市(岡山県)の中学校にお邪魔して、教職員研修の講師を務めさせていただきました。研修会でお話しをさせていただくのは今年で3回目になります。先生方がとても熱心で、どことなく校内に温もりが漂っている、そんな雰囲気の学校です。今回は先生方から、悩んでいるケースについてお話しをしていただき、私の方からはそれぞれのケースに共通する課題についてお話しをさせていただきました。終了後には管理職の先生方から大変な賛辞のお言葉をいただき恐縮しました。また、窓口の養護の先生が早速皆さんのアンケートを届けてくださり、読ませていただきながら胸が熱くなりました。「少し子どもを見る視点が変わりました」「一人ひとりにじっくり目を向けるよう気をつけていきたいとおもいました」といった感想をはじめ、疑問質問など正直な思いもたくさん書かれていました。文面からお一人お一人の真摯なお姿が浮かび、私もご一緒に頑張っていこうとの思いを新たにすることができました。ありがとうございました。。

 

 

 

2023年7月に、加賀郡吉備中央町(岡山県)の学校に夏季職員研修の講師として呼んでいただきました。お邪魔した学校は小中併設の全寮制の学園です。学校のホームページには、『不登校など既存の学校になじみにくい子どもたちが、「笑顔を取り戻したい」、「自信を回復したい」、あるいは自然豊かな環境のもとで「自分らしさ」を存分に発揮したいと願って集い合っている学園です』(学園理事長)とあります。子ども達は遠く親元から離れながらも、傷ついた心と体を徐々に癒やしながら自分を取り戻していく、そんな学校です。お話しの演題は「『愛着の傷』と『発達の凸凹』と『主体性』」とさせていただきました。昼間の先生、夜の寮の先生、皆さんが熱心に耳を傾けてくださいました。講演後には「あの子のことだと思いながらずっと聴いていました」「何十年も前ですが、手の着けられない悪ガキだった自分が変わるきっかけとなったある先生との出会いを思い出しました」などと感想を話してくださいました。子ども達のためにこれからもご一緒に頑張っていきたいと思いました。ありがとうございました。

 

 

 

2023年7月、長年カウンセリングに通ってくださっているAさんが、2年3ヶ月前から「スキーマ療法ワークブック1・2」に取り組むことを決意され、この度みごと終了されました。自宅で一つのテーマごとにテキストを読みワークをおこなっていかれました。自分を見つめる作業は時にとてもつらいものだったと思います。ワークを通して、ご家庭のこと、子育てのこと、お仕事のこと、ご自身の親子関係のこと等々、数々の迷いや苦しみを見つめながらAさんは一歩一歩歩んでいかれました。毎回のカウンセリングの場で一つ一つの成果を共有させていただきながら、Aさんの気づきの深さに私自身幾度も感銘を受けました。今回、最後のワークとしての「感想」を提出していただきました。ご本人の了解を得ましたので、ここにご紹介させていただきます。

 

『長い時間をかけて一歩一歩コツコツと取り組んできたと思う。やろうと決めたことはちゃんと続けることが私のいいところだなと思った。

私は、今までずっと自分に対して「足りない」「完璧じゃない」「至らない」=「だから私はダメなんだ」と評価を下してきたけれど、客観的にスキーマワークブックでの取り組みを読み返してみると、本当に苦しい中をただただ一生懸命生きてきたのだと思う。何者にもなれない自分を卑下する必要はなくて、愚直に真剣に生きてきた自分をねぎらいたいと思った。

今は、「傷ついた子どもモード」と「傷つける大人モード」でいっぱいだけど、「ヘルシーな大人モード」と「幸せな子どもモード」を少しずつ育てていきたい。私にダメだしする傷つける大人に負けないように自分に優しくしていきたい。そして、周りにも優しくしていきたい。

 

結局は自分しか変えることが出来ないのなら、今いるこの状況を受け入れて楽しんで幸せに生きていけたらと思う。』

 

 

 

 

2023年6月に、浅口市(岡山県)のこども園のPTA教育講演会でお話しをさせていただきました。昨年に続き本年度もぜひにと園長先生から熱いお誘いをいただきました。演題は「親と子が共に育つ子育てのために」とさせていただきました。本年度も3歳、4歳、5歳の園児のお母さんお父さん方がたくさんご参加くださいました。今回は講演時間を多くいただけましたので、昨年お話しできなかった内容もたっぷりとお伝えすることができました。さらにぎりぎりまで使用を迷ったメッセージも思い切ってお伝えすることにしました。とても感動したとの感想も頂戴でき、正直ほっとしています。ご参加くださった保護者と先生方に心から感謝申しあげます。ありがとうございました。

 

 

 

 2023年4月、笠岡市(岡山県)の高等学校にお邪魔して、1年生の皆さんにお話しをさせていただきました。演題は「高校生活のストレスを乗り越えるためのヒント」でした。ストレスの仕組みや対処法、心と脳の関係、自分の視点が現実の見方を決めている、進路に迷ったら直感に従う・・・、いろいろな角度からのお話しをさせていただきました。これからの高校生活を送るうえですこしでもヒントになったのであれば幸いです。皆さんの真剣にうなずきながら聴いてくださる態度や笑顔に私の方が元気をもらいました。ありがとうございました。

 

 

 

2023年1月、井原市(岡山県)の小学校の「教育講演会」に呼んでいただきました。「子どもと親が共に幸せになるために」という演題でお話しをさせていただきました。授業参観後にたくさんの保護者の方と先生方がご参加くださいました。昨年度も講演のご依頼がありましたが、残念ながらコロナ禍で中止となってしまいました。新しく赴任された校長先生からも本年度もぜひにとのお声がけをいただき、無事開催することができました。寒い体育館の中でしたが、皆さん本当に真剣なまなざしで聴いてくださいました。話しに熱が入り、ご依頼の時間を大幅に超過してしまい申し訳なく思っています。今日のお話が一つでも親子の幸せにつながる道しるべとなればとても嬉しく思います。ありがとうございました。

 

 

 

2022年12月、福山市(広島県)の私立小学校の「教育講演会」に呼んでいただきました。「子どもの成長に欠かせないもの」という演題で1時間半お話しをさせていただきました。コロナで学年閉鎖しているクラスもあるとのことでしたが、たくさんの保護者の方がご参加くださいました。毎回スライド作成には苦労していますが、今回も当日の朝まで試行錯誤しながらの作成でした。内容を盛り込みすぎて、いつもながらの早口でしたが、皆さんが真剣に聴いてくださっているのがとても伝わってきました。終了後には校長先生はじめPTA役員の方から身に余るお言葉をいただきました。また会場で私の書籍も販売してくださいました。会場に入ってから帰るまで、とても温かなおもてなしをしてくださいましたことに心から感謝しています。ありがとうございました。

 

 

 

2022年11月、井原市(岡山県)の小学校の「PTA人権教育講演会」に呼んでいただきました。演題は「子どもの幸せと親の喜び~ともに輝くために~」でした。授業参観の後、たくさんの保護者の方が体育館に集まってくださいました。子ども達の帰宅を見届けた先生方もしばらくしてご参加くださいました。コロナ禍で中止となることの多かった講演会ですが、こうして対面でお話しできたことが本当に嬉しかったです。90分の講演会の間、皆さんとても真剣な眼差しでスクリーンを見つめてくださっていました。質問のお時間はわずかでしたが、一人のお母様が我が子への対応について質問してくださいました。お答えになったかどうかわかりませんが、元気に成長されていかれることを心から祈念しております。終了後に「とても感動しました」と声をかけてくださった方もおられ、ほっこりした思いで会場を後にすることができました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

2022年10月、岡山市(岡山県)の高等学校にお邪魔して、教職員の皆さんにお話しをさせていただきました。演題は「高校生との向き合い方~『なぜ?』『どうして?』の背景について~」でした。先生方の日ごろの困り感に、ヒントやモチベーションにつながるような話しをしてほしいとのご要望でした。お邪魔した学校は、小中学校からの不登校経験者、発達障害や愛着障害に苦しむ生徒、様々な背景をもった子ども達が集う学校です。制服や校則もなくゆるやかなルールのなかで一人ひとり頑張っているそうです。それでもうまくやっていけない苦しさを抱えながら、不登校になったり、混乱してパニックになったりしながらSOSを発信している生徒も多くいるそうです。先生方も日々そうした生徒に寄り添いながら、暗中模索のなかで頑張っておられるようです。ささやかなヒントと元気を共有できたらとの願いを込めてお話しさせていただきました。校長室のドアはいつもオープンになっているそうです。校長室に自由に出入りできる高校、きっとますます温かな学校になっていかれることと思います。ありがとうございました。

 

 

 

2022年7月、笠岡市(岡山県)の高等学校にお邪魔して、1年生の皆さんにお話しをさせていただきました。演題は「高校生活の悩みとストレス~みなさんの質問に答えて~」でした。120名ほどの生徒さんが暑い体育館に集まってくださいました。事前にストレスや悩みのアンケートに答えてもらっていたので、いただいたアンケートの結果をもとに様々なアドバイスをさせていただきました。具体的な悩みにお答えする内容をメインにしたためか、皆さん顔を上げて終始真剣な眼差しで聴いてくださいました。70分という時間があっという間でした。終わって帰ろうとする私に、数人の生徒さんが「ありがとうございました」と笑顔で声をかけてくれました。コロナをはじめとしたたくさんのストレスに高校生もさらされています。共に頑張っていきましょう。ありがとうございました。

 

 

 

2022年6月に、浅口市(岡山県)のこども園のPTA教育講演会でお話しをさせていただきました。3年ぶりの講演会ということでした。演題は『子育ての道しるべ』とさせていただきました。現在3歳、4歳、5歳の園児のお母さんお父さん方がたくさんご参加くださいました。午前の早い時間帯でしたが、連日の猛暑ということもあって、会場の体育館はとても暑かったです。そんな中でも、皆さん本当に熱心にスライドを見つめ、話しに耳を傾けてくださいました。日々変化する子どもの姿に戸惑いながら、自分の子育てに自信が持てなくなっておられる保護者の方もきっとたくさんおられることと思います。そんなお母さん方にささやかな子育てのヒントと心からのエールを届けたい思ってお邪魔させていただきました。最後に園長先生から身に余るお言葉を頂戴しました。参加してくださった皆様、暑い中本当にありがとうございました。

 

 

 

2022年6月の山陽新聞に、先日の小学校での「人権教育講演会」の感想を保護者の方が投稿してくださっていました。お名前をふせてご紹介させていただきます。

 

 

 

2022年5月、浅口市(岡山県)の小学校の「人権教育講演会」に呼んでいただきました。「子どもの育ちに大切なこと」というテーマで1時間半お話しをさせていただきました。たくさんの保護者の方と先生方がご参加くださいました。昨年度も講演のご依頼がありましたが、残念ながらコロナ禍で中止となりました。本年度再度お声がけいただき開催できましたことを心から嬉しく思っています。まだまだマスクをしての実施ということではありましたが、皆さんの反応が素晴らしくて、たくさんの笑い声をお聞きすることができました。今回は学童期の大切な発達課題として「感情」をキーワードに様々な角度からお話しをさせていただきました。講演会後には校長先生からこれからの学校のビジョンについての熱い思いをうかがうこともできました。子どもの幸せを願う保護者の皆様や先生方の真剣な眼差しがとても印象的でした。ありがとうございました。

 

 

 

2022年5月に、備前市(岡山県)の高等学校の教職員研修でお話しをさせていただきました。お邪魔した学校は夜間定時制の高校です。窓口の養護の先生からは「愛着障害」をテーマにとのご依頼でした。演題を「愛着障害についての理解と対応」とし、新しいスライドもたくさん用意させていただきました。というのも私は8年前にこの学校でスクールカウンセラーとして勤めていた経験があり、様々な背景をもった生徒の皆さんの学ぶ姿がよみがえってきたからです。当時、「愛着」の痛みを抱えながらも必死で学んでいる生徒達の姿に驚きと感銘を受けたことを思い出しながら、資料を用意させていただきました。お聞きすると「様々な背景を抱えていることは同じですが、現在はまた違った姿を見せながら生徒達は頑張って学んでいます」とのことでした。始業前の午後の2時間ほどをいただき、駆け足でたくさんの内容をお伝えさせていただきました。先生方はうなずきながら本当に真剣な眼差しで聴いてくださいました。人々がゆっくり過ごしている夜の時間帯、真っ暗な世界に教室の明かりだけが浮かび上がっている、その光景が私には子どもと未来をつなぐ希望の光に見えます。呼んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2022年3月、井原市(岡山県)の小学校にお邪魔して「ストレスの仕組みと対処法」について5、6年生の皆さんにお話しとワークをしました。担任の先生と決闘するワークでは、男女4人が我こそはと立候補し、全員みごとに1対1の戦いに勝利をおさめました。白熱のチャンバラシーンあり、一発でトドメを指すシーンあり、と全員で大盛り上がりでした。ワークの後で、なぜ勝てたのか?その訳を脳神経の仕組みをとおして説明すると、みんな納得した様子でうなずいてくれました。ストレスの対処法についても効果がある理由をお伝えし、リラクゼーションのワークを全員でおこない終了しました。楽しい時間を皆さんの笑顔とともに過ごせたことに心から感謝です。ありがとうございました。

 

 

 

2022年2月に、井原市(岡山県)のPTA連合会(幼稚園・小学校・中学校)の研修会に呼んでいただきお話しをさせていただきました。コロナ禍ということもありオンライン開催ということでのご依頼でした。小学校の校長室からの配信ということで、私自身Zoomでの講演は初めての体験でした。たくさんの保護者の方のお顔が画面いっぱいに映っており、不思議な経験をさせていただきました。演題は「コロナ禍での親子の関わり」でした。家庭内で起きているストレス、ストレス下での子ども達の見せる姿、ゲーム依存への対処等について時間いっぱいお話しをさせていただきました。校長室に来られていた役員の保護者の方からは、「きっと皆さんたくさん質問したかったのでは」とおっしゃってくださいました。Zoomの時間制約の関係で質問をお受けできませんでしたが、終了後のパソコンの画面に映った参加者の皆さんの笑顔に救われました。参加者の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

2021年12月に、倉敷市(岡山県)の高等学校の教職員研修でお話しをさせていただきました。演題は『最近の「不登校」事情について~背景と対処法~』でした。統計によると日本の児童生徒の「不登校」数は、2000年から2015年までの横ばい状態から、一転2015年から8年連続で増加し続けています。お邪魔した学校でも、不登校の増加に悩んでいるとのことでした。これまでとは何が違ってきているのか、これからはどんなことに注意が必要なのか、不登校の変遷をたどりながら私なりの考えをお話しさせていただきました。何とか学校にきて欲しいと願う先生方の熱意と、ぎりぎりの思いで登校している子どものしんどさがどのような形で出会っていくのがよいのか、そのことをご一緒に考える時間がもてたことを嬉しく思っています。たくさんの先生方が真剣な眼差しで聴いてくださいました。ありがとうございました。

 

 

 

2021年12月、笠岡市(岡山県)の高等学校に出向き「ストレスや悩みへの向き合い方」と題してお話しをさせていただきました。1年生の生徒の皆さんが体育館に集まってくれました。当日はとくに冷え込みが厳しくて、午前中の体育館の床はさぞ冷たかったことと思います。コロナ禍の中で元気がない生徒さんが増えているとのことで、少しでも元気になってもらいたいとの願いを相談担当の先生からお聞きしていました。高校生なので、しっかりと知識としてもっておいてほしいストレスの仕組みや効果的な対処法などをお伝えさせていただきました。私の話を聴いて個人的に話がしたい生徒さんには、その機会を作っていただけるとのことでした。何か一つでも元気を届けることができていれば幸いです。1年生の皆さん、いっしょにコロナ禍を乗り越えていきましょう。

 

 

 

 

 

2021年12月に、東広島市(広島県)の小学校にお邪魔して4、5、6年生対象に「ストレスへの向き合い方」についてお話しとワークをさせていただきました。皆さんこちらの問いかけにも元気に答えてくれ、とても楽しい学びを一緒にすることができました。最後に3名の子ども達が素敵な感想を手を上げて言ってくださいました。熱心に聴いてくださった皆さん本当にありがとうございました。

その後、先生方の研修会で「愛着障害と発達障害について」と題してお話しをさせていただきました。早口でいっぱいしゃべってしまいましたので、先生方が質問する余裕もなく終わりました。・・・と思っていましたら、終わってからのお時間で先生方から日頃の困り感などの質問が飛び出し、とても活き活きとしたやりとりをすることができました。その時の先生方の笑顔がとても素敵でした。雑談のような時間の中にこそ、豊かな気づきがあるのだなと改めて感じることができました。保健室の先生がぜひにということでお招きいただきました。ご一緒に学び合えたことに心から感謝いたします。

 

 

 

2021年11月に、東広島市(広島県)の中学校の教育研究会の講師として呼んでいただきました。研究指定校としての三年間の総まとめの研究発表会ということで、午後の各クラスの研究授業の参観からお邪魔させていただきました。「『主体的・対話的で深い学び』のある授業の創造」をテーマに、どの先生方もとても魅力的な授業を展開しておられました。私は「子どもの主体性を育むものと損なうもの~『愛着の傷』『発達の凸凹』と『主体性』~」という演題でお話しをさせていただきました。「主体性とは何か?」「主体性を発揮できない子ども達の背景としての『愛着』と『発達』」について90分のお時間をいただいてお話しさせていただきました。皆さんの熱心な眼差しがとても印象的でした。私も半日ご一緒させていただき、深い学びをさせていただくことができました。私達一人一人の学びが、子ども達の笑顔に繋がることを祈念しています。ありがとうございました。

 

 

 

2021年10月に、岡山市(岡山県)の高等学校の教職員研修でお話しをさせていただきました。演題は『高校生との向き合い方~愛着障害を中心に~』でした。2年前にお邪魔したときには「発達障害」についてお話しをさせていただきましたので、今回は「愛着障害」についてお話しをさせていただきました。皆さんノートパソコンを持参され、そこに事前にお渡ししていたPDFのスライド資料が配布されているとのことで、スクリーンと並行して各自でそれをご覧になりながら研修に参加してくださいました。紙媒体の資料ではないので驚きました。そういう時代になってきたのですね・・・。あっという間の100分でしたが、本当に熱心に聞いてくださいました。メモも直接パソコンに書き込んでおられ、これまたビックリでした。私の本もご紹介くださり、早速購入してくださった先生もおられました。ありがとうございました。

 

 

 

2021年10月に、笠岡市(岡山県)の高等学校の教職員研修の講師として呼んでいただきました。演題は『最近の高校生の悩みと向き合い方』でした。最近の高校生の特徴をお話ししながら、時代背景や昔と今の悩みの質の変化について共通確認をしました。そして、今の時代を生徒が主体的に生きていくということはどういうことなのかを一緒に考えてまいりました。まとめとして「主体性は能動でも受動でもなく、立ち現れるもの」「安心・安全で、いくらでも失敗が許され、回復と向上の喜びを共有してくれる仲間や先生がいる空間、そんな場の力を持っている学校でこそ生徒の主体性は育まれる」といった話をさせていただきました。他の研修の後に続いてということでしたが、先生方は本当に熱心に聞いてくださいました。ありがとうございました。

 

 

 

2021年9月に、日ごろスクールカウンセラーとしてお邪魔している小学校の校長先生が、定期的に出されている「校長だより」に3回に渡って私の書籍を紹介してくださいました。とても感銘を受けたとおっしゃってくださり、たくさん付箋を貼った本を見せてくださいました。先生方もたくさん購入してくださったとのことでした。恥ずかしいですが、せっかくなのでこの場で紹介させていただきます。

 

 

 

2021年8月に、井原市(岡山県)の小学校の教職員研修でお話しをさせていただきました。演題は『先生方の質問を受けてでした。事前に先生方から聴きたい内容についてのアンケートを取らせていただきました。自由記述形式でしたので、たくさんの質問をいただきました。やはり「愛着障害」と「発達障害」に関する質問が多くありました。具体例を挙げながら、問題点と解決に向けての視点をできるだけわかりやすく説明させていただきました。その他にも様々な質問を受け取っていましたので、可能な限りお答えさせていただきました。みなさんとても熱心にメモを取りながら聴いてくださっておられました。お忙しい中集まってくださった先生方(支援員の先生方)ありがとうございました。

 

 

 

2021年8月に、浅口市(岡山県)の小学校の教職員研修でお話しをさせていただきました。演題は『「愛着障害」「発達障害」の子どもと向き合うときの大切な視点』でした。多くの先生方と教育支援員の皆さんが参加してくださいました。皆さんと一緒に、愛着障害の子ども達と発達障害の子ども達の不安な世界を具体例を挙げながらご一緒に見つめていきました。子ども達が今どのモード(社会交流システム・闘うか逃げるか・凍りつき/シャットダウン)にあるのかを見る視点、目には見えない子ども達の根っこを育むことのなどについてお話しをさせていただきました。あっという間の100分でした。皆さんの熱心な眼差しがとても印象的でした。ありがとうございました。

 

 

 

2021年7月に、府中市(広島県)の小学校中学校一貫校の教職員研修でお話しをさせていただきました。演題は「発達障害の特性について」でした。これまでに「愛着障害」や「いじめ」についてお話しをさせていただいたことがありますが、いつも先生方は熱心に聴いてくださいます。たくさんの事例をお伝えしましたが、日々の子ども達の様子と重ねておられたのでしょう、たくさんの方がうなずきながら聴いてくださっていました。2学期からの教育活動に少しでも活かしていただけるなら、とても嬉しく思います。ありがとうございました。

  

 

 

2021年4月に、東広島市の中学校にお邪魔してお話しをさせていただきました。新年度が始まる前の春休みに毎年研修会をもっておられるとのことでした。中学生という年齢の子ども達がみせる心の葛藤や心配な行動などについて、思春期心性という視点からお話しをいたしました。50名ほどの先生方が熱心に聴いてくださいました。若い先生方もたくさんおられたので、保護者との対応される場合に忘れないでほしいこととして、正論を相手に伝える前に何よりも保護者の気持ちに寄り添うこと、ねぎらいの言葉を伝えることの大切さをお話ししました。最後に先生方が燃え尽きないために大切なことをお話しして終わる予定でしたが、質問やもう少し話してほしいとのご要望もあり、予定を大幅に過ぎてしまいました。どうか元気なスタートを切ってください。ありがとうございました。

 

 

 

2021年2月、井原市(岡山県)の小学校にお邪魔して「自分の性格を知って、ストレスと向き合おう」というテーマで5、6年生にお話しとワークをしました。いろんな性格分析がありますが、今回はエゴグラムという性格分析を用いて自分の個性を発見していきました。「当たってる!当たってる!」と初めての性格分析にとても盛り上がりました。子ども達は、エゴグラムが示すグラフが一人ひとり違うことにも驚いていました。人と自分は違うからこそ理解し合うことが大切なんだと気づいてくれたようです。後半はストレスに負けない強い心を作るワークをみんなで楽しくおこないました。参加していた先生が一番盛り上がっておられました。4月からは中学1年生と6年生になります。どうかがんばってください。ありがとうございました。

 

 

 

2020年10月に、尾道市(広島県)の小学校の教育研究会の講師として呼んでいただきました。演題は「コロナ禍における児童理解 ~子どものストレスとトラウマにどう向き合うか~」でした。コロナの影響で、学校生活は一変しました。コロナによるストレスは、3種類のストレス(カタストロフィ型ストレス、ライフイベント型、ストレスデイリーハッスル型ストレス)全てに当てはまります。ストレスがストレスフルにまで高まったとき、さらにはトラウマの状態にまで達したとき、子ども達はどんな様子を見せるのか。様々な場面を想定しながら、子どもたちの特徴的な姿と、その時の先生方や保護者の皆さんの向き合い方についてお話しをさせていただきました。2時間ほどの講演でしたが、市内全校から集まってくださりとても熱心に聴いてくださいました。安心できる学校作りのヒントになっていれば幸いです。ありがとうございました。

 

 

 

2020年8月、井原市(岡山県)の小学校にお邪魔して「ストレスと上手に向き合う」というテーマでお話しとワークをいたしました。子ども達は4月からコロナで休校となり、外出できない、遊べない、宿題はいっぱいというストレスを体験しました。やっと登校できるようになりましたが、連日のニュースはコロナのことばかりで、大人も子どももイライラモードです。学校でも友達とイライラモードのコミュニケーションになりがちです。そこで、先生方に協力してもらいながら学校場面での様々なコミュニケーションのスタイルをロールプレイで演じていただきました。どんなスタイルのコミュニケーションがクラスを穏やかにしてくれるか考えるきっかけになったことと思います。子ども達は先生方の名演技に大喜びでした。最後にストレスに負けない強い心を作るワークを楽しくおこなって終了しました。質問もたくさんあってとても充実した時間を共有できました。ありがとうございました。

 

 

 

2020年8月に、浅口市(岡山県)の小学校の先生方の研修会でお話しをさせていただきました。虐待の背景にある「愛着」を中心に話をしてほしいとのご依頼でしたので、様々な角度から「愛着障害」の話をさせていただきました。100分間のお時間をいただきましたが、皆さん本当に真剣な眼差しでスライドに見入っておられました。終了後には「これまで出会ったいろいろな児童の姿が蘇ってきた」「わが子の子育てについても考えさせられた」といったコメントをいただきました。コロナの影響下で気の緩む間のない1学期がやっと終わり夏休みに入ったばかりですが、こうして熱心に研修をされることに頭がさがる思いでした。短い夏休みはあっという間に終わることと思います。先生方にはしっかりと充電をしていただきたいと願っております。

 

 

 

2020年7月、岡山市(岡山県)の高等学校の「教職員研修会」に呼んでいただきました。工業高校ということでたくさんの専門科があり、目的意識を持った生徒が熱心に学んでいるとのことでした。ただ以前と比べ、先生と生徒の思いの行き違いや誤解が生じることが増え、指導に頭を悩ますことがとても多いとのことでした。今回は発達障害を踏まえた生徒理解を深めたいとのご要望でした。会場の外にまで椅子を並べて、たくさんの先生方が集まってくださいました。講演の後も、個別の生徒のケースについて多くの先生から相談を受けました。全員マスクをしての研修でしたが、真剣な目差しがとても印象的でした。熱心にご参加くださった先生方に心より感謝申し上げます。

 

 

 

2020年6月に、浅口市(岡山県)の小学校の教職員研修でお話しをさせていただきました。演題は「児童の理解と向き合い方~問題の背景としての愛着と発達~」でした。先生がたの異動もあり、新しく転勤して来られた先生がたも多くおられるとのことでした。コロナの影響もあり、親も子どもたちもそして先生がたもストレスをずいぶん溜め込んでおられるのではないでしょうか。久しぶりの研修会ということでしたが、「明日からまた頑張ろうという気持ちになれた」とありがたいお言葉もいただきました。90分という時間でしたが、先生方の真剣なまなざしがとても印象的でした。明日からの活力につながるお話しができていれば幸いです。

 

 

 

新型コロナウイルスの感染予防のための長期休校が解除され、学校が再開しました。2020年6月、浅口市(岡山県)の小学校で「免疫力を高めるために」というテーマで短時間でしたが各クラスにお邪魔してお話しをさせていただきました。①「早寝早起きパワー」②「自然(大地)パワー」③「笑いパワー」の3つの免疫力を高めるお話しをしました。簡単なワークも一緒にしました。これから遅れた授業を取り戻すために、たくさんの学習が待っているそうです。どうか、ウイルスに負けない免疫力をつけながらがんばってください。

 

 

 

2020年1月、井原市(岡山県)の小学校の学校保健委員会でお話しをさせていただきました。市内の山あいにある複式学級の小さな小学校ですが、ほとんどの保護者の方が参加してくださいました。ブドウ栽培で有名な地域で、地元愛に包まれながら子どもたちはのびのびと過ごしている様子がうかがえました。要望された演題は「親が子どもにできること」でした。今回は「甘え」と「甘やかし」の違いや、「受容」と「応援」に大切な「エンパワーメント」の視点など、主に『自立と成長』をテーマの中心に据えたお話しさせていただきました。一人一人に十分な目配りができる小さな学校だからこその『自立の難しさ』があるのではないでしょうか。参加者の皆さんは本当に熱心に聴いてくださいました。今回のお話しが『子どもたちの自立と成長』を見据えた子育てのヒントになっていれば幸いです。ありがとうございました。

 

 

 

2020年1月岡山市(岡山県)の高校でエニアグラムのワークショップをおこないました。高校2,3年生の選択科目の中に「心の深層」という心理学の科目があり、週1回100分の授業を依頼されおこなってきました。1年を通して様々な心の話をしました。無意識の話し(フロイト・ユング・アドラー等)、最新の脳科学の話し、ストレスやトラウマのしくみ、色々な性格分析の紹介、カウンセリングの実際、マインドフルネスの体験などなど、毎年多くの生徒さんが選択してくださり、広い教室でマイクを使っての授業でした。心理学者の多くがユダヤ人ということもあり、強制収容所を生き延びたフランクルの授業ではホロコーストのドキュメント映像や「ライフイズビューティフル」といった映画を一緒に鑑賞したりもしました。皆食い入るように見入っていました。そして6年間おこなってきた授業も本年度で幕を閉じます。3年生にとっては最後となる授業が先日あり、「エニアグラム」のワークショップで絵を描いて記念撮影をおこないました。授業の感想文に毎年励まされましたし、何より私自身の勉強になりました。授業の中心テーマは「幸せになるコツを知る」でした。生徒のみなさん、コツを活かして元気で頑張ってください。

 

 

 

2020年1月、笠岡市(岡山県)の小学校の「人権教育講演会」に呼んでいただきました。「学童期の子育てで大切なこと~親子が幸せになるために~」というテーマで1時間半お話しをさせていただきました。たくさんの保護者の方が先生方と一緒にご参加くださいました。「安心感」と「主体性」をキーワードに、子どもの成長に欠かせない様々な視点をお伝えしました。資料を準備しながら、あらためて子どもの幸せと保護者の幸せが相互に深く関わっていることを再確認することができました。実験や事例の映像を食い入るようにご覧になっておられるご様子や、講演後のご質問内容から、日頃の子育てや教育活動に真剣に向き合っておられるお一人お一人の熱い思いがこちらにストレートに伝わってきました。ご参加ありがとうございました。

 

 

 

2020年1月、浅口市(岡山県)の教育委員会主催の「不登校・長期欠席児童生徒への支援」を目的とした研修会に呼んでいただきお話しをさせていただきました。ご依頼のテーマは「長欠・不登校とゲーム・ネット依存」ということでした。約2時間の研修会でしたが、最初にいくつかの事例をもとにグループディスカッションをおこない、その後に「ゲーム・ネット依存の背景と支援のあり方」についてお話しをさせていただきました。小学校、中学校の先生、不登校支援員、ソーシャルワーカーといった方々が多数ご参加くださいました。お互いに日頃の悩みを出し合う場にもなり、相互に深く学びあえる機会となったことはとても有意義であったと思います。ありがとうございました。

 

 

 

2020年1月に、府中市(広島県)の小学校中学校一貫校の教職員研修でお話しをさせていただきました。演題は「児童生徒の理解と向き合い方~問題の背景としての愛着と発達~」でした。翌日から新学期がスタートする前日の研修会でした。9年間の一貫教育ということで、先生方全員が子ども達の成長を長い目で見ておられます。先生方の真剣なまなざしがとても印象的で、まだまだあれもこれもお伝えしたい気持ちに駆られましたが、あっという間に時間がきてしまいました。お伝えした事例についても時間をとって先生方とたくさんの意見交換をしたかったです。明日からの何かのヒントになっていれば、こんなに嬉しいことはありません。

 

 

 

 

2019年12月、井原市(岡山県)の小学校の学校保健委員会の講演会に呼んでいただきました。参加者は5年生6年生の児童と保護者の皆さんでした。「学校生活を楽しくすごすために」というテーマで80分お話しをいたしました。皆さんから事前にいただいていたストレスに関するアンケート結果を紹介しながら、ストレスの仕組みと様々なストレス対処法を詳しくお伝えしました。いろいろな不思議な絵を見ながら、脳の特徴なども楽しく学んでいただきました。身体をゆるめたり深呼吸をしたりと、元気の出るワークも全員でおこないました。6年生は秋の台風で延期になった修学旅行にもうじき出発されるそうで、風邪に負けず元気に楽しんできていただきたいです。今日のお話が少しでも皆さんの笑顔につながることを祈念しております。

 

 

 

2019年11月に、通信制高校主催の講演会を大阪の梅田(大阪市)でおこなわせていただきました。講演のテーマは「思春期の子どもへの向き合い方~どの子どもにも愛着と発達の支援を~」でした。以前中国地区、九州地区でおこなった講演内容をぜひ大阪でもとお声がけいただきました。3時間の講演でしたが、小学校、中学校、高校から多くの先生方がご参加くださり、熱心に聴いてくださいました。講演後の全体での質問や個別での相談は、日頃のご苦労がとても伝わってくるお話しばかりでした。皆さんの子どものために懸命に向き合っておられる日々のお姿が浮かび、私も一緒に頑張っていきたいとの思いに駆られました。先生方から多くの元気を逆にいただきました。ご参加くださった先生方、本当にありがとうございました。

 

 

 

2019年11月、岡山県の津山市にお邪魔し、美作地区小中学校養護教諭合同研修会でお話しをさせていただきました。県北の養護(保健室)の先生方がたくさん集まっておられました。午前は分科会に分かれ活発な議論をされたようです。午後から私のお話に耳を傾けていただきました。「保健室を訪れる児童生徒の理解と向き合い方~効果的な心理教育と不安解消スキル~」というテーマで2時間半近くお話しとワークをさせていただきました。一日研修ということでお疲れでしょうに、皆さん本当に熱心にご参加くださいました。笑顔や笑い声のあるとても風通しの良い雰囲気で、日頃の先生方の雰囲気が伝わってくるような和やかな研修会でした。会長、副会長の校長先生もとても情熱とユーモアにあふれておられました。ご一緒できたお時間に感謝しています。ありがとうございました。

 

 

 

2019年10月に、大阪市(大阪府)の私立の小中高一貫校の教職員研修に呼んでいただきました。養護の先生が他の大阪会場での講演会のチラシを見て、ぜひ勤務校で同様の話しをして欲しいとのご依頼でした。平日の放課後のお時間にお邪魔し「愛着と発達の視点で子どもと向き合う」というテーマでお話しをさせていただきました。まだお忙しい時間帯にもかかわらず皆さん急いで駆けつけてくださいました。養護の先生から「研修会のあと職員室では講義内容を踏まえて子どもたちの話しでいっぱいになっていました」とありがたいご報告をいただきました。真剣な先生方の目差しがとても印象的でした。先生方の元気が子どもたちの元気につながっていく様子が浮かびとても温かい気持ちになりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

2019年10月、浅口市(岡山県)の小学校にお邪魔して6年生の皆さんに「学校生活を楽しく過ごすために」というテーマでお話しをいたしました。午前の2時間をいただき、ストレスの仕組みや様々なストレス対処法、成功曲線のあきらめポイントとブレイクスルーポイントといった話しをお伝えしました。ワークも元気一杯におこなってくれました。早速いただいた感想には「どんなことも諦めずにコツコツ努力を積み重ねればなりたい自分になれるということを改めて感じました」「適度のストレスは成長につながることがわかったので、努力や勉強をすることも大切だと思いました」「お話しを聞いて、勇気が出ました。自分の夢に向かって頑張りたいと思いました」といった内容がたくさんありました。あと少しの小学校生活をどうか有意義に過ごしてください。

 

 

 

2019年10月、美作市(岡山県)での研修会に呼んでいただきました。岡山県の県北の小学校・中学校の先生方の自主的な勉強会でした。昨年度に引き続き、先生方のストレス軽減を目的とした講義とワークをお願いしたいとのことでしたので、テーマを「ストレスとトラウマの最新アプローチ~トップダウン方法とボトムアップ方法の体験~」といたしました。講義の後に具体的なワークとして、マインドフルネスの様々なスキル、問題に居場所を与えるワーク、気や経絡による癒しのワーク、身体の自然な自律運動(「リセット」)のワークなどをおこないました。皆さんにヨガマットなどを持参していただき、しっかりストレス軽減のワークを体験していただきました。あっという間の2時間でした。最後は皆さんとてもいい笑顔でした。ありがとうございました。

 

 

 

 

2019年10月に、笠岡市(岡山県)にある県立高校の教職員研修に呼んでいただきお話しをさせていただきました。以前他の会場での講演会に参加してくださっていた養護の先生が、ぜひ勤務校の先生方にも同様の話しをしてほしいとのご依頼でした。考査期間中の平日の午後にお時間をいただき、思春期の生徒への向き合い方についてお話しをさせていただきました。皆さん、とても熱心に聴いてくださいました。普段はとても真面目な生徒さんが多いとお聞きしましたが、よい子だからこその注意点をたくさんお話しできたように思います。これからの教育活動のヒントに少しでもなっていれば幸いです。

 

 

 

2019年10月、尾道市・三原市(広島県)地区の高等学校教育研究会主催の研修会で養護の先生方にお話しをさせていただきました。ご依頼のテーマは「保健室におけるコミュニケーションスキル指導について」でした。不安の種類によって子どもたちの見せる姿が違うことを整理し、感情への働きかけ、思考への働きかけ、身体への働きかけ等を具体的なスキルを通して学んでいきました。その後、参加者一人ひとりから現在悩んでおられる問題について質問をいただきご一緒に考える時間をもちました。とても充実した時間を私自身過ごすことができました。「今日から使えそうなワークと生徒対応の具体を教えていただき、実り多い時間でした。まだまだアドバイスやお話しを伺いたかった」といった感想もいただき感謝しております。ありがとうございました。

 

 

 

2019年9月に、浅口市(岡山県)と井原市(岡山県)の小学校にお邪魔し生徒の皆さんに「ストレスのしくみと豊かなコミュニケーション」についてお話しをいたしました。風船や紙芝居を使ってストレスの仕組みをお話しし、日頃の友達とのコミュニケーションのパターンについて担任の先生とのロールプレイを通して考えてもらいました。担任の先生の名演技に子どもたちは大喜びでした。少し難しいお話しもしましたが、しっかり理解してもらえたようで嬉しかったです。毎日の生活で友達とぶつかることも時にはあると思いますが、そんなときこそ、我慢や苛立ちで反応するのではなく、落ち着いて今回学んだ自他を尊重するコミュニケーションを思い出していただければと思います。真剣に聴いてくださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

2019年8月に、井原市(岡山県)の公立小学校にお邪魔し、6年生に「学校生活を楽しくすごすために」と題して午後の2時間をいただき授業をおこないました。まずはストレスとは何かについて、脳科学の最近の研究結果を紹介しながら説明しました。それから、イライラがつのって爆発しそうな時の緊急対処法や普段から心がけたい対処法について、たくさんの実験やワークを通して一緒に学んでいきました。どの実験やワークも大変な盛り上がりでした。写真は元気エネルギーを充電するための深呼吸ワーク「元気玉を作ろう」の場面です。最後に、今がどんなにつらく苦しくても自分を信じて生きてほしいとメッセージを送りました。児童の皆さんは、本当に全身で参加してくれました。アンケートにはいっぱいの感想を書いてくれました。どうか元気で残りの小学校生活を送ってください。応援しています。

 

 

 

2019年8月に岡山市内にある通信制高等学校主催の講演会でお話しをさせていただきました。テーマは「発達障害の疑似体験」ということで、発達障害の子どもたちの様々な場面での悩み苦しみを一緒に体験していただきました。たくさんの中学校、高等学校の先生方が参加してくださいました。二人ペアでのワークも多く、和気藹々とした雰囲気の中での3時間でした。相談のため残ってくださった先生もおられ、日頃の取り組みに頭が下がる思いでした。アンケートでは「子どもの気持ちになることができ、大変有意義な時間でした」「2学期からの取り組みで活かして行きます」とありがたいお言葉をたくさんいただきました。皆さんのご活躍をここからお祈りいたしております。

 

 

 

 

2019年8月、東広島市(広島県)の教育研究会主催の研修会でお話しをさせていただきました。養護の先生方を中心に市内の学校から多くの先生方がご参加くださいました。ご依頼のテーマは「愛着障害と発達障害について」でした。具体的な事例を通して、愛着と発達二つの障害のポイントを整理しながら、問題を抱えた思春期の生徒との向き合い方についてお話しをさせていただきました。最新の脳の知見にも触れながら、愛着と発達の問題に共通する特徴についてもできるだけ詳しくお伝えさせていただきました。本当に熱心に聴いてくださりありがとうございました。翌週から新学期のスタートということでした。どうか元気に子どもたちと向き合ってください。

 

 

 

2019年8月に、通信制高校主催の講演会を九州(福岡県・佐賀県・熊本県)の5つの会場でおこなわせていただきました。講演のテーマは「思春期の子どもとの向き合い方~どの子どもにも愛着と発達の支援を~」でした。3時間近い講演でしたが、どの会場も保護者や先生方の熱のこもった真剣な目差しを受け、こちらの話しにもつい熱が入ってしまいました。講演後の個別相談でも、日頃のご苦労がとても伝わってくるお話しばかりで、身の引き締まる思いで一生懸命アドバイスをさせていただきました。ご参加くださった保護者の皆様、先生方、有意義な時間を共有できたことに心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

 

 

2019年7月に、笠岡市(岡山県)の2つの会場で講演をさせていただきました。一つは小学校の生徒指導部の先生方や養護の先生方を対象に、もう一つは保育所・幼稚園・小学校・中学校の先生方を対象にお話しをさせていただきました。テーマはどちらも「子どもの育ちの中で大切なこと~愛着の問題を中心に~」でした。夏休みに入ってすぐの研修会ということでしたが、たくさんの先生方が会場に集まってくださいました。約2時間のお話しでしたが、皆さん本当に熱心に聞いてくださいました。ある先生から終了後に「愛着障害については、これまで本を読んでもわかったようなわからないような感じでいましたが、はじめて腑に落ちる感じで理解できました」とありがたい感想をいただきました。この度の講演内容が、少しでも現場の教育活動に活かしていただけるならば幸いです。ご参加ありがとうございました。

 

 

 

2019年6月に、浅口市(岡山県)の小学校の教育講演会でお話しをさせていただきました。授業参観の後、多くの保護者の方がご参加くださいました。演題は「あなたの子育て通り道~元気になる道しるべ~」でした。校長先生の考えてくださった演題です。子育てで大切な「道しるべ」を7つお話ししました。「道しるべ」の一つ『いじめ』の事例の場面ではハンカチを手に涙を流しておられる保護者の方もおられました。皆さんの真剣なまなざしから、日々迷いながらも懸命に子育てをされている様子がひしひしと伝わってきました。何かのヒントに少しでもなっていれば嬉しく思います。長時間でしたが、最後までに熱心に聴いていただきありがとうございました。

 

 

 

2019年5月に、福山市(広島県)の私立小学校にお邪魔し3年生に「心と体」の授業をおこないました。今日の体や心の元気バロメーターをチェックしながら、心と体のストレスにどう向き合えばいいかお話ししました。特に目に見えない心のサインにはどんなものがあるのか、イライラが爆発しそうな時や逆に落ち込んだ時にはどんな対処をすればいいのかといったことを詳しくお話ししました。持参した紙芝居と「元気玉」ワークは大変好評でした。児童の皆さんは、「はい!はい!」とたくさん発表や質問の手をあげてくれました。先生からも「とても勉強になりました!」との感想をいただきました。児童の皆さんは、きっと明日からの生活に生かしてくれるものと思います。熱心に聴いてくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

2019年4月に、高槻市(大阪府)の「第三波行動療法~トラウマ治療の最前線から~」の研修会に参加しました。アメリカ人講師から最新のトラウマ治療について多くのことを教えていただきました。この治療ではマインドフルネスも大きなツールの一つです。主催者の方から事前に「懇親会でマインドフルネスの紙芝居をしてほしい」とのご依頼がありましたので、『学校でいつも怒ってしまい孤立してしまった子ガメが元気を取り戻していくお話し』の紙芝居を講師と参加者の皆さんの前で披露させていただきました。この紙芝居の絵は、高校の美術の先生が協力して書き上げてくださったものです。様々な所で披露していますが、今回も大好評でした。

 

 

 

2019年3月に、豊田市(愛知県)の「元氣になるシェアスペース『ととの樹』」さん主催の教育セミナーでお話しをさせていただきました。演題は「子どもの育ちの中でとってもとっても大切なこと」でした。子育て中のお母さん方、保育園・小学校・通信制高校の先生方、言語聴覚士さん、心理士さん、ボディセラピストさん等々、若い方からご年配の方までたくさんの方が参加してくださいました。2時間の講演の後、1時間の質問タイムというスケジュールでしたが、ご自身の虐待の生い立ちや現在の子育ての苦しみを涙ながらに語ってくださる方もおられ、とっても深い交流を持つことができました。子ども連れの方もたくさんおられましたが、面倒をみてくださるスタッフのもとで遊んでいる子どもたちの元気な遊び声が時折聞こえてくるのもいいものでした。会場は木の温もりいっぱいのスペースで、その中にいるだけで癒やされました。有意義なひとときに感謝でいっぱいです。

 

 

 

2019年3月、広島県内の臨床心理士会主催の研修会でお話しをさせていただきました。参加者の多くは普段スクールカウンセラーとして教育現場で働かれている方々でした。日頃小中高の学校現場で出会っている発達障害の子どもたちの感じている戸惑いや苛立ちを、様々なワークを通して理屈でなく実感として体験していただきました。日頃から子どもたちの学習場面での困難さへのアドバイスを求められることが多いスクールカウンセラーの皆さんにとって、今回の研修はとても参考になった様子で、ぜひ自分の学校現場でも同様の研修を行いたいとのお声をたくさんいただきました。同じ心理士としてご一緒に学べたことをとても嬉しく思っています。ありがとうございました。

 

 

 

2019年2月に、堺市(大阪府)の高等学校の教職員研修に呼んでいただきお話しをさせていただきました。以前大阪市内での講演会に参加してくださっていた特別支援教育担当の先生が、ぜひ勤務校でも同様の内容で実施してほしいと声をかけてくださったのでした。考査期間中の平日の午後に約3時間ほどのお時間をいただき、発達障害の生徒が日々体験しているであろう「読む・書く・計算する・聞く・話す・不器用さ」それぞれの『うまくいかなさの世界』『誤解され叱られる世界』を体験していただきました。先生方は本当に熱心に参加してくださり、大変盛り上がったワークとなりました。終了後のアンケートには「今まで生徒がなぜできないのかわからなかったが、自分が体験して気づけたことがよかった」「体験できる研修は初めてで楽しかったし、生徒の気持ちがわかって参考になった」「これからは今日のことを参考にして教え方を工夫したい」といったありがたい感想をたくさん書いてくださいました。とても充実した時間を共有できたことに心から感謝しています。ありがとうございました。

 

 

 

2019年2月、井原市(岡山県)の小学校にお邪魔して6年生全員に向けて「中学生になるのに大切なこと」と題してお話しをさせていただきました。お昼からの2時間をいただいて多目的教室でお話しとワークをおこないました。ストレスの仕組みや対処法、「なりたい自分」になるために大切なこと、「いじめ」について等、盛りだくさんの内容でした。写真はドラゴンボールでおなじみの「元気玉」を作るワークの場面です。皆さん、大きな声で作ってくれました。アンケートの感想から、本当にしっかりと理解してくれていることが伝わりとても嬉しかったです。皆さんが中学校でも元気いっぱいに過ごされることを応援しています。

 

 

 

2019年1月、尾道市(広島県)の高校2年生3人が雨の中カウンセリングルームを訪れてくれました。3年間かけて一つのテーマを決めて研究を行う「課題研究セミナー」のフィールドワークとしての来訪でした。事前に担当の先生から、この授業は「課題発見の方法、探求の手順、論文作成の手法を学び、日本や世界と自分との関わりの中から課題を見つけ、探求し、自己の未来、地域の未来、日本の未来、世界の未来、また自分達には何ができるかという提言を行い、論文にまとめるもの」だとお聞きしていましたが、来室された3人もまさに本格的な調査研究をされていて驚くばかりでした。「子育てに行き詰まり悩み苦しむ母親を支えるには」といったテーマをもとにたくさんの質問を用意されていましたが、はたしてお答えになっていたかどうか。3人は教育や看護方面への進学を希望しているとのことでした。どうか頑張ってください。

 

 

 

2019年1月、岡山県高等学校保健会主催の研修会でお話しをさせていただきました。参加者は校長先生、保健主事の先生、養護の先生方でした。ご依頼のテーマは「愛着障害について」でした。現代の多くの高校生が抱える悩みの背景にある愛着の問題について事例をもとにお話しさせていただきました。最新の脳の知見にも触れながら、愛着の障害は育ちの過程で繰り返されるトラウマ(心の骨折)が原因で起こるものであり、脳にも大きなダメージを与えてしまうことなどをお伝えしました。質問の時間では、ダメージを受けた脳は回復可能なのか?個人的に強く愛着を求めてくる生徒とどう向き合えばいいのか?いつも核心部分の直前で時間切れとなる相談を毎日繰り返す(愛着の問題を抱えた)生徒の心情は?といったまさに日々考え悩んでおられることなどをたくさん質問してくださいました。終了後にも質問に来てくださる先生方もおられ、お一人お一人のとても熱心な目差しがとても印象にのこる講演会となりました。本当にありがとうございました。

 

 

 

2018年12月、広島県内の学校警察連絡協議会主催の研修会でお話しをさせていただきました。参加者は小中高の生徒指導の先生方、教育委員会、警察関係者の方々でした。演題は「子どもの見せるサイン」ということで、子どもの成長段階を追いながら、年齢ごとの発達課題や向き合う時の視点などについてお話しさせていただきました。いつも厳しい現場の第一線で活動されている方々なので、真剣に聴いてくださる目差しに圧倒されながらの90分でした。終了後の皆さんの笑顔にほっとしました。会長の先生からは「新しい視点を本当にたくさんいただき、得るところが多い研修でした」とありがたい謝辞もいただきました。いつも厳しさの中にも温もりある関わりをしてくださっている皆さんに、今日の講演がささやかなヒントになっていれば幸いです。ありがとうございました。

 

 

 

2018年12月に愛媛県内にある通信制高等学校が主催された保護者対象の講演会でお話しをさせていただきました。思春期の子どもの心の世界についてお話しをし、親としてどのようなことに留意しながら向き合っていけばよいのか、事例を通してご一緒に考えていきました。聴き方のワークでは、会場全体が大いに盛り上がりました。感想では、「いかに子どもたちの話しを黙って聴いていなかったか改めて気づきました」との声をたくさんいただきました。たくさんの涙あり笑いありの講演会となり、遠方からお邪魔した甲斐がありました。終了後にもたくさんの質問をいただきました。少しでもヒントになっていれば幸いです。皆さんの子どもたちが元気に活躍されることを心より祈念しております。

 

 

 

2018年11月、広島県高等学校保健会主催の研修会でお話しをさせていただきました。参加者の多くが養護(保健室)の先生方でした。担当校の先生が以前私の講演会にご参加くださり、ぜひ保健会でもとお声がけいただきました。テーマは「思春期の生徒への向き合い方」とのご依頼でした。現代の思春期の生徒達が置かれた心身の状態について事例を通してできるだけ詳しくお伝えしました。特に「ミラーリング」「境界線」の不確かさが引き起こす思春期心性の特徴、そうした生徒の悩みに耳を傾ける保健室の先生の役割の重要性についてお伝えいたしました。最後に生徒の混乱した心を落ち着かせる「心の整理術」のワークをおこなって終了しました。とても熱心に聴いてくださり、本当にありがとうございました。

 

 

 

2018月11月、国立青少年の家でおこなわれた不登校の子どもをもつ保護者の方との話し合いの場に呼ばれました。参加者のお母さん方からは、これまでのそして今現在の苦しみや迷いが切々と語られました。と同時に子どもの不登校をとおして得られた親自身の深い体験や気づへの感謝もしみじみと語られました。お母さん方お一人お一人の涙と笑顔から語られた「これでいいのだ」「生きていてくれればいい」「子どもに感謝している」というメッセージには、たくさんの苦悩を乗り越えてこられた母親にしかわからない深く静かな智恵と勇気が込められていたように感じました。私は心と心の本当のふれあいの場に立ち会わせていただき言葉にならない温もりを感じ感謝でいっぱいでした。子どもたちはこの話し合いの間、ボランティアのお兄さんお姉さんと楽しく遊んでいました。この親子キャンプをとおしてみるみる笑顔になっていったとのことでした。

 

 

 

2018年11月、岡山市(岡山県)の中学校のに出向き「ストレスの仕組みと解決法」と題してお話しをさせていただきました。今回は2年生全員と保護者の方を対象に午前中の2時間をいただいて体育館でお話しさせていただきました。約250人の生徒さんが、熱心に耳を傾けてくれました。講義が中心でしたが、名乗りを上げてくれた生徒と私がステージ上で1対1の剣の勝負をしたり、全員で体を動かしたりと大いに盛り上がる場面もありました。ノリのいい生徒さんも多く、私自身も心から楽しい時間を過ごせました。最後に、自分自身の気持ちを大切にして毎日のストレスを乗り越えながら過ごしてほしいとエールを送って終わりました。皆さんのこれからを応援しています。 

 

 

 

2018年10月に大阪市内にある通信制高等学校主催の講演会でお話しをさせていただきました。本来は1ヶ月前に開催の予定でしたが台風の影響で延期になってしまいました。それでも多くの小学校・中学校・高等学校の先生方が都合をつけて参加してくださいました。テーマは「発達障害の疑似体験」ということで、発達障害の子どもたちの様々な場面での悩み苦しみを一緒に体験していただきました。二人ペアでのワークも多く、会場がどんどんうち解けていくのが実感できました。皆さんの真剣な目差しと、共に学びあう笑顔がとても印象的でした。講演後には、残ってくださった多くの先生方から現場で困っているお話しを直接伺うことができ、日頃のご苦労が身にしみました。何よりも子どもたちのために、共にこれからも頑張っていけたらと願っています。 

 

 

 

2018年10月に、浅口市(岡山県)の小学校の人権教育講演会でお話しをさせていただきました。多くの保護者の方がとても熱心に聴いてくださいました。演題は「子どもとの向き合い方 ~愛着の問題を中心に~ 」でした。愛着の形成におけるミラーリングの大切さや、虐待の影響等についてお話ししました。事例の場面では多くの方が涙を流しておられました。最後に子育てに悩みながら頑張っておられる皆さんに以下のようなメッセージ送らせていただきました。

「子どもが好きなのは、欠点もあるありのままのお母さんです」

「ほどほどのいい加減さ(ゆとり)が大切です」

「『ありあがとう』は魔法のことばです」

どのアンケートにも優しさにあふれた我が子への思いがつづられていました。皆さん、ご参加ありがとうございました。

 

 

 

2018年10月、岡山県内の県北の小学校・中学校の先生方の自主的な勉強会に呼ばれてお話しをさせていただきました。夜の勉強会で、会場には一日のお仕事を終えられた先生方が遠方からも多数参加してくださいました。テーマは「最新のストレス解放の理論と体験~先生が元気を取り戻すために~」でした。途中から急いで駆けつけてくださった先生方もおられ、先生方の多忙さがうかがえました。先生方お一人ずつから今のストレスをお聴きすると、日々の業務に追われてゆっくり子どもと向き合う時間が取れない、クラブ活動は好きだが時間が取れない、イライラして自分が周りにストレスを与えているかも、加齢もあるがゆとりがなく年々処理能力が落ちている、仕事の多忙に親の介護や地域の役なども加わり今にも倒れそう、朝起きるとどこかへ旅立ちたくなる、など皆さん大変なストレスを抱えておられました。ストレスを感じないのがストレスですとのコメントに一同笑う場面もありました。最後にみんなでストレス解放ワークを行い、とりあえず今日一日の疲れを取っていただいて終了しました。とても素敵な先生方ばかりで私自身が癒やされた勉強会となりました。ありがとうございました。

 

 

 

2018年10月、岡山県内の教育委員会主催の研修会でお話しをさせていただきました。不登校などに苦しんでいる児童生徒・保護者への対応をされている様々な職種の方が集まっておられました。私が提示させていただいた事例をもとに各テーブルごとに大変活発なディスカッションがおこなわれました。私も大変勉強になりました。一人でも多くの子どもたちとその保護者の笑顔につながっていく取り組みがこれからもしっかり連携しあいながらできますように。皆さんと共に私も日々研鑽を積んでいきたいと願っています。

 

 

 

2018年10月、尾道市(広島県)の高等学校からの依頼で、「教職員の健康促進及びメンタルヘルスのための研修会」を実施いたしました。ストレス軽減のためのワークを中心にとのご要望でしたので「リセット」を中心にお伝えしました。50名近くの先生方に30分程、ホワイトボードを使ってストレスの仕組みについてご説明し、その後格技場の畳の上で1時間ほど「リセット」のワークを行いました。いつも「リセット」のワークでは初めての体験に驚かれますが、この度も、多くの先生方に新鮮な体験を味わっていただけたようです。真面目な先生方のお顔が徐々に緩み、笑顔も多く見られるようになっていったのがとても印象的でした。ストレスをためず、毎日のハードなお仕事に上手に向き合っていただければ幸いです。

 

 

 

2018年8月に全国に教室を持つ通信制高校の依頼を受けて、岡山市、広島市、福山市、姫路市、高松市、北九州市、熊本市の各会場で、学校の先生方を対象とした講演会をおこないました。今回は、会場ごとの要望に応じて「愛着障害」や「発達障害」といったテーマについてお話させていただきました。どの会場の先生方も大変熱心に聴いて下さり、講演後の質問もとても多かったです。夏休み中にもかかわらず、暑い中、足を運んでくださった先生方、本当にありがとうございました。

 

 

 

2018年7月、笠岡市(岡山県)の先生方に「子どもの発達の流れを追う~保育園から中学までの愛着と発達~」と題してお話しをさせていただきました。地域の保育園・幼稚園・小学校・中学校の連携を兼ねた研修会に、多くの先生方が集まり熱心に話しを聴いてくださいました。最後に代表としてご挨拶くださった先生から「これまでの生徒の顔が具体的によみがえってきてつらく重い内容でしたが、これから子どもと向き合う指針をいただけた」とおっしゃってくださいました。先生方のご活躍を心より祈念しております。

 

 

 

2018年7月、岡山市(岡山県)の高校に出向き「ストレスへの向き合い方」と題してお話しをさせていただきました。約1000人の全校生徒さんが、蒸し暑い午後の体育館の中で真剣に耳を傾けてくれました。寝る人やおしゃべりをする人は、壇上の私から見る限り一人もいませんでした。先生にうかがうといつも通りとのことでした。アンケートを事前に取らせていただきましたが、ストレスを抱え真面目にじっと我慢している生徒さんも、少なからずおられるようでした。そんな生徒さんに向けて、私から精一杯のメッセージを送らせていただきました。真剣な眼差しの皆さんに少しでもヒントになるようなお話しができていれば幸いです。皆さんのこれからを応援しています。

 

 

 

2018年4月に岡山市(岡山県)の中学1年生に「ストレスについて学ぼう」と題して、お話しをさせていただきました。ストレスの種類、ストレスと心身の相関性、ストレス対処法などたくさんの内容を実習を交えてお話ししました。明るく元気な生徒さんが多かったですが、きっと一人ひとりは、中学校という新しい環境に適応しようと、毎日大きなストレスを抱えながら登校して頑張っていることと思います。今回のお話しが何かのヒントになればと願っています。

 

 

 

2018年3月に尾道市(広島県)の高等学校の2年生(200名)に「受験ストレスを乗り越えるために~質問に答える~」と題して、お話しをさせていただきました。3ヶ月前にお話をしてたくさんの質問をいただきました。それを受けて今回は、ストレスについて・人間関係について・進路について・生きることについて等の質問に可能な限りお答えさせていただきました。前回同様、本当に熱心に聴いてくださってとても嬉しかったです。皆さんのご健闘を心から祈っています。

 

 

 

2018年3月に、浅口市(岡山県)の小学校にお邪魔し3年生にアンガーマネジメント授業をさせていただきました。どんな気持ち(感情)も大切なこと、イライラしたときはこんなふうにしてみようとオリジナルの絵本を使ってお話ししました。皆さん、食い入るように絵本を見ていました。後の感想からとてもしっかり聴いてくれていたことがわかりました。きっと明日からの生活に生かしてくれるものと信じています。

 

 

 

2017年12月に広島市と岡山市で、2018年1月に福山市で「教職員のための講演会」でお話しをさせていただきました。題は「ストレス・アンガー・マネジメント授業の理論と実践~授業体験を通して考える~」です。小学校、中学校、高等学校での模擬授業を実際に展開しながら、効果的なマネジメント授業についてお話ししました。先生方に児童生徒になりきっていただきながら、一緒に子どもたちの気持ちについて考えていきました。たくさんの笑いにあふれた楽しい時間を共有できました。

 

呼吸の仕組みをお話ししています

 

 

 

2017年12月に尾道市(広島県)の高等学校の2年生に「受験ストレスを乗り越えるために」と題して、お話しをさせていただきました。事前にとらせていただいたアンケート結果では、ストレスの原因はやはり「勉強」が圧倒的に多かったです。脳の認知の特徴をもとに効果的なストレス対策についてお話しをさせていただきました。そして何よりも情熱や夢を持つことが大切だということを熱く語らせていただきました。皆さん乗りもよくたくさん笑ってくれましたし、最後まで真剣な眼差しで聴いてくれていました。3月に再度お邪魔し、アンケートに寄せられた質問にお答えする時間にしたいと考えています。皆さんのご健闘をお祈りしています。

(下は最後のスライドの文章と写真です)

         ┌───────────────────────────────┐           
          自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。            
            それはどういうわけか                   
            あなたが本当になりたいものを                     
            すでによく知っているのだから。           
            それ以外のことは、             
              全部二の次の意味しかない。                  
                  (スティーブ・ジョブスの言葉)                 
        └───────────────────────────────┘           

 

 

 

2017年11月、広島県高等学校保健会主催の研修会でお話しをさせていただきました。参加者の多くは高等学校の管理職・保健主事・養護教諭といった先生方でした。不登校や心身の悩みを抱えた子どもたちへの向き合い方について、実践的な聴き方のワークを取り入れての講義にしてほしいとのご依頼でしたので、様々な現実の場面に則した傾聴のワークをおこないました。先生の様々な声かけの違いによって生徒の立場での受けとめがいかに変化するかをペアワークを通して実体験していただきました。半数の方にいったん廊下に出ていただいて戻った時の相手の行動にびっくり・・・といったワークなど、皆さん初めての体験に大変盛り上がってくださいました。楽しい中にも腑に落ちる体験ができたと好評でした。皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

2017年10月に東京で開催された『予防医学研究会』のシンポジウムで「子どもとストレス」というテーマでお話しをさせていただきました。発表者は医療、福祉、教育のそれぞれ分野から日頃の現場でのストレスの実態や対策についてお話しをしました。私は日頃の家庭や学校現場での様子や求められるストレスマネジメントのあり方についてお話しをいたしました。会場の皆さんは熱心に耳を傾けておられました。シンポジウム終了後も多くの方から質問や感想などをいただききました。私自身、多くのことを学べた大会でした。

 

 

 

2017年7月~8月にかけて、通信制の高等学校が主催の「教職員・保護者のための講演会」に呼ばれ、3つの会場(広島市・岡山市・福山市)でお話しをさせていただきました。各会場とも会場いっぱいの参加者で熱心にご参加くださいました。今回のテーマは「発達障害の疑似体験」ということで、LD学会等が開発した疑似体験プログラムをもとに体験を中心とした内容でおこないました。「理論の研修とは違って発達障害の子どもたちの困り感を肌で感じられた」とアンケートにはとても好意的なご感想がたくさんありました。ご参加ありがとうございました。

 

 

 

 

2017年5月に福山市(広島県)の私立高校2年生にストレスマネジメントの授業を行いました。普段から勉強勉強のハードな生活を送っているとかで、皆さん少しお疲れの様子でした。脳と心臓にいかにエネルギーを与えるかという話をしました。

脳は特に水を必要としていること、身体の動きが脳への刺激となること、リズミカルな呼吸がコヒーレンス状態(身体・感情・思考が協調した最適な状態)を作り出すことを伝え、実際に水を飲み(普段から水を飲んでいる人はゼロでした)、ブレインジム(脳を元気にする体操)を楽しみながら行い、最適な呼吸のリズム(5秒で吸って5秒で吐く)を一緒に行いました。

授業の最後には、皆さんの表情が生き生きして見えました。ご健闘をお祈りしています。

 

 

 

 

2017年4月に笠岡市(岡山県)教育委員会の「教育相談室だより」に掲載していただいた文章です。

『いのちの道筋』

 長年子どもたちと接してきて、確かにそうだなと思えることが二つあります。一つは子どもは、その時その時で必要なことをしようとしているということです。もう一つは子どもの成長には個人差があるけれど、その道筋は同じであるということです。

 子どもの成長は、植物の成長と同じです。その時その時に必要な養分を大地と太陽から受け取りながら、種は発芽し徐々に茎を伸ばしていきます。子どもも家族から学校から社会から様々な養分を受け取りながら心身を成長させていきます。

 植物の成長には順番があります。安全を確認すると種の殻を破ります。そしてまず根を張ります。しっかりとした土台があって茎は上へ上へと伸びていくことができます。そして大きく両手を広げるように枝から葉を茂らせます。この順番を跳ばすことはありません。その変化のスピードは植物の個性によってまちまちですがそのたどる道筋を変えることはありません。

 人間も同じです。人間の発達の土台は身体(呼吸・感覚・動作)です。身体という根をしっかり張ることで、少々の風雨には揺らぐことのない生きる土台を築くことができるのです。その土台があって、感情という茎が伸び、そこから知性という枝が伸びていき、言葉という葉を生い茂らせます。最後に様々な学びの成果としての花が咲きます。

 人間の脳も同様に成長していくことがわかっています。無意識に働く脳幹という部分。これは爬虫類脳とも呼ばれ、呼吸や血液循環、体温調節といった生命維持活動の基本を担う部分です。次にその脳幹を覆うようにして大脳辺縁系という部分が発達します。これは哺乳類脳とも呼ばれ、主に感情をつかさどる部分です。最後に、その大脳辺縁系を覆うようにして成長するのが大脳新皮質、人間脳と呼ばれる部分です。理性や思考をつかさどります。そして脳はこの順番で成長することを欲しています。子どもが元気に動きまわる時、脳のなかでは無数の神経細胞(シナプス)が張り巡らされていきます。いろんないたづらや冒険が脳の土台を作っていきます。大人から見たら一見無意味なこうした身体運動こそが、将来の成長の土台作りとなっているのです。その活動が充分なされた後にはじめて、豊かな感情が芽生え、その感情を表現するための思考活動が活性化します。

 子どもたちが示す問題行動と呼ばれる部分の多くは、成長の流れのなかで充分表現できなかった、し残した部分の表現であることが多いのではないでしょうか。身体レベルの課題が残っている子どもには、「おとなしくしなさい」といった言葉での説得は届きません。何よりも一緒になって身体を使って遊んであげること、それが充分満たされたとき、自然と次のステップへといのちは向かうでしょう。そして何よりも、そこには常に生き生きと応対してくれる大人の存在が必要なのです。子どもにとっては、振り向いたとき目を合わせ微笑んでくれる大人の存在が何よりの養分なのです。どうかその時に、大人の目がスマホに奪われていませんように。

 

 

 

 

2017年3月に広島県内の児童相談所のリラックス勉強会に呼ばれて、ストレスの仕組みと「リセット」をお伝えしてきました。たくさんの保護者と職員の方々が参加してくださいました。 きっと普段から、皆さん、ストレスいっぱいで、子どもたちに向き合っておられることと思います。本当に熱心に取り組んでくださいました。質問もたくさんありました。 終わった後の皆さんの表情がとてもよく、お邪魔させていただいてよかったと心から嬉しく思いました。

 

 

 

2016年8月、尾道市(広島県)の中学校からの依頼で、「教職員メンタルヘルス講習会」を実施いたしました。事前の要望に、「心身の疲労が少しでも解放されるような実習中心の講習を希望」ということでしたので、「リセット」をお伝えすることにいたしました。最初に30分程、ホワイトボードを使ってストレスの仕組みについて説明した後、「リセット」の実習を60分行いました。先生方は震動がはじまると「おおー!」と隣同士で驚きを共有されたり、初めての震動の体験に夢中になられたり、各自が新鮮な体験をされていました。最後の感想も「感動した」「ぜひ続けたい」「クラブの子どもたちにも伝えたい」「自分は疑い深い人間なのだが、こういった講習会で初めて心から実感できた」など、うれしいことに皆さん素敵な感動をたくさん語ってくださいました。教職員の方のストレスには大変なものがあります。「リセット」がより多くの先生方に届くことを願っています。

 

 

 

 

 

2016年10月~11月の期間に、笠岡市(岡山県)の中学校でストレスマネジメント・アンガーマネジメントの授業を全学年で行いました。1,2年生はアンガー(怒り)を中心に、受験が近い3年生はストレスを中心に行いました。3つのことをいろいろなワークを行いながら伝えました。①集中とリラックス(緊張とゆるむこと)のバランスの大切さ。②呼吸(特にしっかり吐くこと)の大切さ。③この二つを同時にしてくれるのが笑いだということ。

怒りの仕組みについては動物脳と人間脳の違いを脳の説明を通して説明しました。動物は刺激に対してすぐに反応する。でも人間は立ち止まって考えることができる。「間を取ること」それは人間にしかできないこと。感情にただ反応する(行動する)のではなく、じっくりと向き合うこと。感情は理解されるとしずまるようになっている。怒りの奥に、くやしさやさみしさや悲しさの感情があったことに気づくこともある。では、人間脳をしっかりと活用するためにはどうしたらよいだろう?以上ような話やワークに皆さん、真剣につきあってくれました。最後の「笑いヨガ」のワークでは教室中が笑いの渦となりました。皆さんのご健闘をお祈りしています。

 

 

 

 

2016年6月、7月、9月、2017年2月の各1週間ずつ、熊本地震の緊急支援チームとして熊本に派遣されました。スクールカウンセラーとして、熊本市内の公立小学校、中学校の複数校で児童生徒・保護者の相談面接、先生方へのコンサルテーションを中心におこないました。また、要望があった学校では、「ストレスマネジメント教育」を行いました。いろいろなグッズ(ボールや太鼓など)を使いながらストレスの心の状態や回復への方法などを子どもたちに伝えました。子どもたちの年齢や状況に合わせて、呼吸や身体をゆるめることの大切さを説明し、楽しみながら実習できるように工夫しました。どの学校でも子どもたちの笑顔や笑い声が一杯のひとときとなりました。一緒におこなった先生方の笑顔も輝いていたように思います。一日も早い、復興を祈念いたします。

 「ようこそ『風の通り道』HPへ」

 

 

 新刊書を出版いたしました。